モチベーションの向上 | 頭の整理と思考のトレーニング

モチベーションの向上

「貴方を頼りにしています。」
「貴方を信頼しています。」

私をやる気にさせるフレーズです。


人のモチベーションは如何にして上がるのでしょうか?

以前から「ビジネス心理学」や「モチベーション理論」といった言葉を良く耳にします。それらの多くは、ビジョンを描く(自己のキャリアビジョンや企業の将来ビジョンの共有等)、目的・目標意識(ベクトルを合わせるとか、コミュニケーションの重要性等)、インセンティブ(高報酬)、人事考課等々、様々なことを重要要素として挙げています。確かにどれも重要なことなのだと思います。

しかし、それらの多くは経営論化していて、経営者や経営企画スタッフやマネージャーの視点から書かれていることが多いような気がします。また、それらの対象となる人には、ある一定水準のモチベーションは既に持ち合わせている人が想定されており、より一層高い水準の成果を生み出していくためという観点でモチベーション向上について論じられていることが多いような気がします。

「如何にやる気になってもらおうか?」と頭を悩ます対象となる人は、モチベーションが低下してしまっている人です。普通レベルの人をより一層向上させる内容には現実感が沸きません。会社の制度面でその対策案を提示されても、一般社員の立場では現時的解にはなりません。

そういう意味で、私は「自己重要感の充足」が最も大切な事だと思っています。

誰かに必要とされている。
誰かに頼りにされている。
誰かに信頼されている。

モチベーションの根源だと思うのです。


貴方は誰かに頼りにされて仕事をしていますか?
貴方は誰かを頼りにして仕事をしていますか?


仕事に限った話ではないかもしれませんね。