意思決定 | 頭の整理と思考のトレーニング

意思決定

「スピード経営の時代」
「思考スピードの経営」
「時代はドッグイヤー」・・・。

フレーズを並び立てれば切りがない程、今、スピードが求められています。スピードがなければ時代に取り残されていくと脅迫されているかの様です。

その事に関する是非や意思決定の正確性に関する論議(トライ&エラーで良いとか、意思決定の精度の問題)はまた別の機会にするとして、スピードが求められているのが経営者だけではないということは言うまでもありません。

マネージャー層から現場で働く一般社員まで、その人に許される権限範疇の中で、スピーディーにその時その場における意思決定を行い行動していかなければなりません。

スピーディーに物事を判断していく中で、私が大切だと思っているのが「価値観」と「大局観」です。

「価値観」とは、“本当に大切なこと”は何であるのか?という観点です。
物事に対する最終の判断軸は、自分の中では「価値観」だと思っています。“本当に大切なこと”“最も大切なこと”を感じとって判断をしています。気をつける必要があるのは、「自分の価値観」と「組織や会社の価値観」をバランス良く保つことだと考えています。

「大局観」とは、物事を“俯瞰”で捉える視点です。
意思決定を行わなければならない事象が、その他の関連事象の中でどういう位置づけになるのか、自分がマネージャーになったつもりで、自分が経営者になったつもりで、常に俯瞰してみることです。

スピードを求められる状況になればなる程どうしても視野が狭くなり、目の前の事象にのみ囚われてしまうということに陥ってしまいがちです。陥ってしまい易いが故に、常に意識しています。


貴方はスピーディーな意思決定を行っていますか?
貴方が意思決定を行う時、何を拠り所に判断をしていますか?