マネージメント | 頭の整理と思考のトレーニング

マネージメント

「マネージャーが無能だから・・・」
「うちの上司は全然マネージメントができていない!」
「プロジェクト・マネージャーがもっとしっかりしてくれないと・・・」

マネージメントとは何なのでしょうか?


良くある“中間管理職不要論”などで言われているのは、今までのマネージメントの要諦が情報の管理だという着眼点かと思います。部下の知らない情報を知っている、上位管理者の意向・指示を知っている、部下より「知っている」ことがマネージャーのマネージャー足るべきポイントだったという論説で、そういう仕事の仕方をする管理者はもはや不必要である、という話であると理解しています。

その通りだと思いますが、この場合に言われているのは“マネージャーとしての仕事の仕方”なので、マネージメントとは何であるのか?の解にはなっていません。

マネージャーの役割とは、組織目標を達成すること。
マネージメントとは、経営資源を有効に活用して“目標≦結果”という状態を生み出すこと。


私はそう思っています。管理者でもプロジェクト・マネージャーでも、どんな小さなチームであれ、“仕事”の中でリーダー役を務める場合は誰でも同じです。

メンバー(部下)、許された範囲で使えるモノ・費用、情報等々。これらの経営資源の中で育ってくれるものはメンバー(部下)という“人”だけです。だから、メンバーという経営資源を有効に活用するために、コミュニケーションの重要性やモチベーション向上の必要性や>リーダーシップの重要性が叫ばれているのだと理解しています。良く言いますよね、管理者の仕事の8割は部下育成指導である、と。

私は所謂“管理職”にあるものではございません。しかし他の人たちとある種のチームを組んで仕事をすることは数多くありますし、後輩社員をまとめていかなければならない機会も数多くあります。マネージメントへの理解は、経営者や管理者やプロジェクト・マネージャーにだけ必要なものではないと思っています。


貴方はマネージメントができていますか?
貴方は人を育てることができていますか?