リーダーシップ | 頭の整理と思考のトレーニング

リーダーシップ

「リーダーシップを取る」
「リーダーシップの欠如」
「リーダーシップ力のある人、ない人」

リーダーシップとは何なのでしょうか?


リーダーシップ論は本当に数多く存在します。多種多様なリーダーシップと発揮の仕方が論じられています。その多くは“リーダーシップ”を分解し、いくつかの能力要件に定義することが多いのではないでしょうか。意思決定力、行動力、課題設定力、問題解決力、観察力、状況判断力、等々。そのどれもが正解なのだと思います。

私の考えるリーダーシップとは・・・。
その位置づけを、前出の「マネージメント」における記載を前提として考え、かなり大胆に言い切ってみます。

リーダーシップの本質は「人間的魅力」と「多様性の受容」である。

「人間的魅力」とは、決して完全無比のパーフェクト人間でなければいけないと言う訳ではありません。「あの人のこと、好きだなぁ」ということです(笑)。どれだけ言葉を尽くして正論を述べようとも、どれだけ率先垂範で行動しようとも、人は自分の嫌いな人については行きません。

例え幾つかの欠点があるリーダーであったとしても、好きな人であれば「あの人の言うことだから、やってみるか!」「あの人を男に(女に)しよう!」という気になるものです。だからこそ人間としての幅を広げ、自分を磨く努力をすることは、ビジネスに対する自己研鑽であり得るのだと思います。

「多様性の受容」とは、言葉の通り、色んな価値観や考えを受け入れる度量を持つということです。チームの力を結集しようとした時、メンバーには色んな人がいて当然です。様々な意見に耳を傾け“話を聴いてくれる”リーダーでなければ人は付いてこないでしょう。“聴く”という点において「コーチング」といった考え方が有益なのだと思います。

ビジネス理論のように整理された話ではございませんが、私が今まで関わってきたマネージャーで、リーダーシップのある方には、この2点が共通しておりました。また私自身もそうありたいと切望するリーダーシップのあり方です。


貴方はリーダーシップを発揮して仕事をしていますか?
貴方にとってのリーダーシップとは何ですか?