日本で1万番目に優秀なビジネスパーソン | 頭の整理と思考のトレーニング

日本で1万番目に優秀なビジネスパーソン

最近スポーツに絡む記事を書いていて、ふと1年前に聴講した、メンタルトレーニング指導の第一人者:西田文郎さんの講演でのお話を思い出しました。少し、私なりのテイストを加えてご紹介致します。


日本全国に、いったい何社の企業が存在するのでしょうか?

上場・店頭公開企業数だけでも約3600社。
日経gooに登録されている企業情報数は約120万社。
物凄い数の企業数ですね。

上場・店頭公開企業だけを考えたとしても、日本には約3600人の「社長」がいます。1社平均3人の役員がいると仮定すると(もっといると思いますが)、約1万人の「取締役」が存在します。肩書き=優秀なビジネスパーソンという方程式が必ず成り立つとは思いませんが(成り立っていて欲しいですが)、大胆に言い切ると、日本で1万番目に優秀なビジネスパーソンになることができれば、上場企業の取締役になることができるのです。

スポーツの世界は厳しいですよね。
その競技で「世界一」になって、初めてオリンピックで金メダルです。
種目によっては銅メダルだとガッカリされてしまいます。世界で3番目だというのに。

ビジネスの世界は楽な世界です。
日本で1万番目に優秀であれば、上場企業の取締役です。
スポーツの世界で「私は日本で1万番目に強い選手です!」と言っても、誰も相手にしてはくれないでしょう。



そう考えると、日本で1万番目に優秀なビジネスパーソンになる!って、十二分に出来そうなことだと思いませんか?