Plan-Do-See | 頭の整理と思考のトレーニング

Plan-Do-See

計画を立てる(戦略・戦術を練る)。
実行する。
検証する。

思考に思考を重ねて目標達成に向けた計画(戦略・戦術)を立てる。計画に沿って実行する。実行してみた結果を検証する。検証結果を反映して、計画を練り直す。練り直した計画に沿って実行する。

目標を定めたら、この繰返しです。どんな仕事をしていても、仕事の仕方の基本中の基本だと思っています。

しかし、基本が一番難しい。
次から次へとやらなければならない仕事が山積している状況では、兎に角こなしていくことに追われ、“やりっぱなし”になってしまうことがあるというのが現実ではないでしょうか?本当に大切なことは得てしてシンプルで、そして実行が難しいのが常ですね。


以前「意思決定」について書いた時に、スピーディーな意思決定の精度については別の機会としましたが、今回少し触れたいと思います。

「trial and error」という言葉が誤解されていることがあるような気がしています。確かに「trial and error」とは、“試行錯誤”の意なのですが、「何でもかんでもとりあえず実行してみるんだ。失敗しても良い。」と曲解し、最初に“考える”という工程の重要さを蔑ろにしてしまうことが見受けられます。

まず考えることが重要です。
とことん考える。もうこれ以上のアイデアは無い!と思ってから後5分、考えてみることです。スピーディーな意思決定、スピーディーに仕事を行うということは、「Plan-Do-See」の高速回転のことだと思うのです。

「Plan」にかけた努力が大きいほど、目標達成までの時間と労力は、結果として短く・早く・少なく済むものだと思います。